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税制改正大綱の行方と、久しぶりにカープについて

2022/12/01 15:37:28  経済一般
 最近悪い意味で話題のインボイス制度ですが、令和5年度の税制改正大綱に「激変緩和措置」を盛り込むようです。フリーランス等の税負担が急に増えることを防ぐために、売上高1,000万円以下の事業者がインボイスを発行する課税事業者になる場合、3年間は納税額を「売上税額の2割に軽減」するとのことで、小手先の非難を回避しながら意地でもインボイス制度は開始するつもりのようです。
 同様にお騒がせの電子帳簿保存ですが、こちらも来年末の猶予期間終了後も紙での保存を引き続き認める方向で調整されているとのことで、いかにこの制度が見切り発車であったか良くわかります。

 なお令和5年度税制改正大綱には、いよいよ暦年課税制度の生前贈与の加算期間(現行:相続開始前3年以内)の見直しにも触れそうです。おそらく10年前くらいまでの贈与は、相続財産に含めて相続税を計算するような改正になると思われます。

 ここからは久しぶりにカープについてです。この3年間、優勝できる戦力を有しているのになぜ、と歯がゆい思いをされていたカープファンの皆様(と私)にとって、来年に向けての補強は、例年になく適切な補強を行っているのではないでしょうか。

 まず監督は、みんな大好き新井さんです。コーチ経験もないのにいきなり監督で大丈夫か、との声もありますが、コーチを経験してるから監督采配のスキルが上がるわけではないのはもう皆様御存知のはずで・・。新井さんなら負けても納得がいく、と球場へ足を運ぶファンの数も来年は増えることでしょう。

 ・・からの黒田さんのアドバイザー就任です。投手コーチにしてしまうと防御率が落ちた時に責任問題になりますが、アドバイザーですから黒田さんは責任を取る必要がありません(私見)。数年後もずっと黒田さんが見れるわけで、ある意味永久欠番みたいな感じですね。

 そして盗塁数激減に対する補強としてすぐに福地コーチを読んだのもいいですね。ヘッドコーチや打撃コーチもいち早く外部から招聘し(お友達と身内ですけど)、チームとして穴になっている部分を重点的にカバーする意図がはっきりわかります。選手にしても、坂倉選手を捕手専念に戻して、チームとして穴のポジションになりつつあったキャッチャーの部分をしっかり固定することができそうです。私的には今年くらいから「カープは坂倉中心のチームになりそう」と思っていたので嬉しいです。空いた3塁は、伸びてこない林君に変わって外国人選手で補強です。マクブルームも来年は「歴代最強助っ人」と呼ばれるような活躍を期待です。

 気になるのは森下くんと床田くんが開幕に間に合うのかと、ユニフォームがダサいこと位ですかね。来年が楽しみです!

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税理士・代表取締役 沢辺勲
趣味は株式投資とマラソンと広島カープ
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